コットンの課題

Cotton

BUSINESS BACKGROUND

事業背景

天然繊維の代表は綿花ですが、栽培時に過剰な農薬や水資源の利用に起因する健康被害や環境問題、強制労働など多くの問題を有することが明らかとなっています。

そこで、人権や環境に配慮され産地証明に透明性のあるオーガニックコットンの需要が、年30%以上の伸び率で高まっています。

しかし、無農薬栽培にするためには3年間かかること、収穫量が低下し、高品質で管理されたコットンの普及は、全生産量のわずか1%以下で、供給が足りていません。

バナナなどの茎から天然繊維を作る

Farmer's Textile

そんな中、弊社が注目した「FARMERS TEXTILE」の原料となる未利用農業資源は、既に農地にあります。

地球環境への負荷を削減でき、今まで捨てられていた部分を買い取り、製品にすることで、生産者の所得向上に直結し、より持続可能なアパレル産業に貢献することが出来ます。

また、弊社の本拠地である沖縄県は、観光産業が主力産業ですが、パイナップルやバナナの主要産地です。

同時に、世界自然遺産に登録された自然豊かな、やんばる地域でもある大宜味村から、パイナップルやバナナなどの天然繊維のブランドを発信することは大きな意義があり、インパクトを持って事業展開できるものと考えています。