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SHEKWASHA PROJECT
シークヮーサープロジェクトについて
沖縄県産のシークヮーサーは年間約3,600t生産され、その9割が果汁、残りが青果として出荷されています。
一方、果汁を絞った後に残る果皮の部分は未利用のまま廃棄されていましたが、フードリボンではその果皮に大きな価値を見出し、奇跡の森を擁する大宜味村で育つ最上級のシークヮーサーを、あますことなくまるごと活用してジュースやスキンケア、アロマオイル、サプリメントなどに製品化し販売しています。
その売り上げの一部は世界自然遺産登録への支援、シークヮーサーを育む奇跡の森の保護などに活用されています。
PINAPPLE PROJECT
パイナップルプロジェクトについて
沖縄は日本一のパイナップル生産地です。
果実の収穫後、畑に残った葉は価値がないものとされており、その葉を有効活用できないかを考えました。
すでにフィリピンなどではパイナップルの葉を繊維化し、環境に優しい高級繊維として製造されていることを知りましたが、調べていくと量産技術に課題があることがわかりました。
今回、その葉の収穫から繊維化までの量産体制を、生産農家から紡績産業の協力により構築することができました。
パイナップルの葉から取れる繊維は生の葉の状態から1%です。この希少な繊維は繊維製品へと生まれ変わり、様々な繊維製品の展開ができます。
アパレル業界では、石油由来の化学繊維が環境汚染の原因となることから、生産・製造・販売の行程において環境に優しい配慮を第一に置くという変革期を迎えています。
パイナップルの葉という生物由来の、しかも使われていなかった部分を活用するということで、農家の所得向上はもちろんのこと持続可能な産業として、展開していきます。
また、パイナップル葉の繊維を取り出す過程で出る残渣が、生の葉から99%の量で出てきます。そのうち60%は水分、残った39%はフィラーとなり環境負荷の低い新材料として、プラスチック製品の代替品へ生まれ変わります。
こうして全て余すことなく、環境に優しい製品として生まれ変わることのできるパイナップルのプロジェクトがスタートしています。
パイナップルの果実は、世界では2500万tの生産量があリます。その果実収穫後に畑に残る葉の量は膨大です。
フードリボンはパイナップル葉の繊維を環境に優しい天然素材として、世界へ流通させていくことを目指しています。