新年のご挨拶
謹 賀 新 年 令和6年 元旦
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
この度の能登半島地震により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早く日常を取り戻せますよう、一同お祈り申し上げます。
今年、創業事業のシークワーサー事業から7年目、パイナップルの繊維事業が始まってからは4年目を迎えました。
昨年もたくさんのご支援をいただきまして、ありがとうございます。
昨年1年を振り返り、感謝の気持ちで新年を迎えています。
2023年の1年間、子供たちの未来に繋ぎたい循環型社会=「捨てるものがない明日」を目指す活動に対して共感や賛同をしてくださる沢山の方々との出会いと共に、新しい取り組みがいくつも生まれました。
未来へのアプローチの活動はそれぞれ違くても、大きな意味では一緒の未来を共に目指している熱意ある仲間が今年もまた沢山できたと思っています。その仲間の一員として、弊社も力になれるよう、今年はさらに全力疾走で走り抜きたいと思っています。
昨年の2023年を振り返ると、本社「FOOD REBORN FACTORY 」(仮称)の建設が開始、那覇OPAのコンセプトショップオープン、また、東急電鉄さん、IMAXさん、ドトールコーヒーさんとの共同取り組みとして地域循環コミュニティの実証取り組み、駒沢MOAIFARMの実施。
沖縄では台風の影響を受けて出荷できなかった規格外のパイナップルを使った「葉を捨てないパイナップルジャム」の販売スタート、台湾との産学連携の交流取り組みを推進するなど、新しく始まったことがいくつもありました。
また、大宜味村シークワーサー100%果汁ドリンクのOh,give me loveも、コンセプトショップでも人気ドリンクとなっており、シークワーサーの旬の時期には継続してシークワーサー農家さんお手伝い収穫体験がご好評をいただいております。
グローバルでは、パイナップルの生産地である台湾、インドネシア、フィリピン、タイなどへと活動を拡げることができた年でした。
事業に賛同してくださった協力者のお力添えもあって、初の生産地訪問もなんとか手探りで突入して参りました。
結果、各国でもかなり手応えを掴むことができました。貧困格差や、環境問題の課題は共通していて取り組みに共感いただけ、協力と支援の輪は拡がり続けています。
現地に行くと、言葉や文化の違いはもちろん、生産者さんの状況も違えば生産されるパイナップルの葉も状態も異なり、現地で進めていくことの課題が次々と出現しました。
また、拡大していく事業に対して進め方に迷い、くじけそうになっても、ここまで来たんだという鼓舞と共に、ひとつひとつの課題を熱いチームで乗り越えて前向きに進めることができています。
2024年2月には工場に順次機械も導入し、徐々に稼働スタートしていく予定でもあり、来年から繊維製品も連携先の企業からデビューが始まっていく予定です。
この1年、イベントやコラボレーションにも、有難いことにお声をかけていただくことも増えました。
広く発信をすることで私たちの事業を通して生産者さんの想いや、繊維産業の課題をはじめとした環境や倫理問題を知る・考えるきっかけとなってもらえたらという気持ちで参加をさせていただいています。
撒いてきた種が芽吹いた2022年。芽が伸びてきた2023年。
そして2024年は蕾をつけられることを目標に、花を咲かせるその時まで走り続けます。
多くの皆様に力強いご支援をいただくことができ本年を迎えることができたことに、心より感謝申し上げます。
初心忘るるべからずで、最後に、感謝を忘れずに、驕り高ぶらないこと、そして徳のある行いをすることの想いを心に、今年も大切な仲間と共にワクワクする未来に向かって、チャレンジしていきます。
2024年が皆様にとって素晴らしい一年になりますように!
本年もよろしくお願い申し上げます。
#新年あけましておめでとうございます