原宿外苑中学校で「麻袋(天然繊維)から考えるSDGs」を開催しました
2023年3月2日
原宿外苑中学校での麻袋(天然繊維)から考えるSDGs学習について
2023年2月9日、東京都渋谷区にある原宿外苑中学校2年生向けに「麻袋(天然繊維)から考えるSDGs」授業を行いました。
例年、大根の栽培や生ごみコンポストでの土づくり体験を技術科で取り入れているようですが、今年度はプランターもプラスチック素材から天然繊維である麻袋に変えるという試みとなり、更なる学びを深めるものとなっていました。
大根を収穫し終えたプランターを土に還す新たなチャレンジになりますので、授業の内容も通常の天然・化学繊維の知識を高めるだけでなく、麻袋がどのようにして土に還るのかを自然界の循環の仕組みを通して伝えましたが、生徒たちも実体験に沿っているため関心も高まったようでした。
また、授業や土作りには、保護者のみならず、企業や近隣の専門家も参加する、地域ぐるみの活動がはじまっています。
当日は、企業からの見学参加も多数あり、これからのまちづくりにおいても興味の高さを感じさせるものとなっていました。
原宿外苑中学校の校長室だよりをご紹介
渋谷区立原宿外苑中学校の校長室だより「うんとこしょ どっこいしょ」にて、今回の取り組みを分かりやすくご紹介してくれていました!
9月に開催された時の校長室だより
1月の収穫時の校長室だより
4ヶ月間でボロボロになった麻袋。
一部はしっかり土に戻り、まだ形が残っている麻袋は、また土に戻して、次年度の大根栽培で土として利用する予定だそうです。
素晴らしい取り組みですね。